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 聰子の日記広場たより   五七二号  鍬塚聰子
                二〇一一年六月八日(水) 旧皐月七日
 ハルちゃんは七十二歳で仕事を辞めたあと、やりたいことをしようと高校入学を決意しました。若い友人がたくさんのハルちゃんは夢追い塾に入り、中本町の三原呉服店主さんたちと「ほっとするっちゃ祭」に関わったのでした。それがご縁で牧山小の朝の読書にも加わって「とても嬉しい!」と喜ばれています。今日は内田麟太郎さんの『うそつきのつき』を三年生のクラスで読みました。一週間前にお渡ししたとき「言葉が短くていいな」と思ったそうですが、ずっと読んでいるうちに奥が深いと驚き、いろんな風に読んでみて勉強されました。子どもたちの反応を感じながら、舌切り雀のお話しもし、子どもたちが昔話を知らないと驚きます。でも、子どもたちは「次もきっときてね」!
 七十七歳の元気なハルちゃんにテレジン展のパネルを運ぶ車の運転をお願いしました。私から車は切り離せないとの名ドライバーです。
 七月十三日の牧山小学校への搬送は、若松図書館さんですが、牧山小から戸畑図書館へはハルちゃんです。牧山は朝から展示して、午後の授業の時間に五年六年へのお話しの一日だけの予定でしたが、学校側から十四日十五日が懇談会で保護者にも見せたいからと延長をお願いされました。次に開催する戸畑図書館は期間短縮になりますが快諾です。とても嬉しいです。
 牧山小は玄関にスクールヘルパーさんの机がありますので、来られたら名前と「テレジン展」と来訪時間とを記されて、真っ直ぐお進みください。突き当たったら左手に窓硝子が大きくて、曲線が美しいワークスペースにテレジンの子どもたちのパネル十二枚を飾っています。十三日午後は笛田千裕さんにリコーダーを演奏していただき、テレジンの子どもたちの詩も読みます。十六日の十五時も戸畑図書館でリコーダーと詩の朗読です。その日は十時半から飯塚のコミュニティセンターで「いのち こどもとおとな」の題でテレジンのことを話しします。去年目黒先生にテレジンの顧問をお願いしたとき「あなたたちが野村路子さんにならなくてはいけません」と厳しく言われました。テレジン展が始まって二十年になります。ずっとずっと続けてこられた野村路子さんのテレジンの子どもたちへの愛の深さにはとうてい及びませんが「日本の子どもたち
に見せたい」という強い思いは受け継ぎます。しかし今年も出来ると
は嬉しい想定外です。テレジンの子どもたちが応援しているのでしょう。

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