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聰子の日記広場たより  五五九号
            二〇一〇年十月八日(金) 旧長月一日
 八月八日に「テレジンのちいさな画家たち詩人たち展」は終わりました。パネルをお返しするときの淋しさは予想外でした。大事なパネルです。埼玉県平和資料館には、近くの大学に通った教え子の正子さん(所沢在)に足を運んで貰い無事に受け渡しが済みました。
 福岡市で七月十日から始まり、野村路子さんの西南大学院でのお話し、そしてパネルを迎えに行き、七月二十七日から八幡図書館、続いて戸畑生涯学習センターと二カ所での開催に、共催の北九州友の会(婦人之友)、協力の市立高校インターアクト部、おはなしボランティアすぎのこさん、日記広場のOB、教え子、ボーイスカウト、友人知人とのべ百人以上のかたが会場設営撤収見守りなどに力を出して下さったのです。実行委員会はたったの二回、でも二回目は会場の八幡図書館で志賀館長も加わって、若いブレーンもいて話し合うと、ああこれで三二枚の絵が飾れると安堵しました。戸畑会場に比べて八幡は狭いから全部は展示できない?では飾れない分はどこに?戸畑図書館にお願いしようかとどうしようと悩んでいたからです。
 このときアンネのばらプロジェクトも始まりました。九州画材勤務のYさんがエコサージュの愛称をつけ、ひとりで百個作りました。会期中はコーナーを設け、布ばら作りを呼びかけました。アンネは好きな薔薇を楽しむことなく逝ったので、父親のフランク氏がベルギーの園芸家と一緒に蕾は赤、咲くと黄色、散り際はピンクの「アンネのバラ」をアンネの形見に作ったのだそうです。
 初日はREBの原田大裕さんが「良く北九州に来たね」とテレジンの子どもたちの絵にリコーダーで話しかけましたが、原田さんも布ばら作りに挑戦し、最終日の「子どもたちによる詩の朗読」の演奏の胸にも飾られていました。この布集めにYさんはたくさんの人に呼びかけ、母校の恩師にもテレジンのことを話しました。で、先生は学生百二十人に「テレジン展を見てレポートを」と呼びかけてくださったのです。ありがとうございます。 八幡図書館は六〇二名、戸畑は一一九一名、計一七九三名が十一日間の会期中、テレジンの子どもたちの絵に会いに来てくださいました。
東京からは不思議なご縁で繋がっているまざあぐうすさんが・・
十二年前、彼女は田無でテレジン展を見、野村路子さんのお話を
聞いたのでした。そのとき生まれた短歌八首を会場に飾りました。

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