一覧表へ戻る

さと子の日記広場たより 通算五五八号
            二〇一〇年六月三〇日(水) 旧皐月一九日
今年も関谷さんの梅もぎに行きました。
 春には梅の花見を楽しみました。子ども七人総勢十五人で梅や椿や苔を愛で、木になっている檸檬も見ました。こんな近くに、緑がしっとりして気持ちのいい場所があるのだなあとしばし嬉しかったです。花が終わってからばっさり切りますと仰ってたので、実が付くかなと思っていましたら、なんとたっぷり。それにどこを切ったのだろうと思うくらい葉っぱは茂っていました。強い生命力です。
 木を揺すると、固く跳ねて実が落ちます。その音の気持ちのいいこと。膝の痛いのも忘れて、もぐのではなく拾います。子ども十一名総勢二十一名。
 その中には裏面のピアノの安部瑠莉奈ちゃんがいます。今中三の有紗ちゃんも、この賞でした。すごいですね。ピアノの先生の城野さんは、生活団で長女の時にご一緒でした。繋がっていきます。そしてテレジンの記事を書いてくださったまいにちまいむの中尾真奈美さんも愛娘七見ちゃん(一歳)と参加。真奈美さんは「雪文」アイスクリーム屋さんの女将さん。きっと梅アイスクリームができることでしょう。
 ついでに六十四年前になくなった祖母の命日に、市民活動サポートセンターで活動発表をさせて貰い、そのときの話を纏めてくださったのも裏に載せています。この時も、テレジンのことを話しました。
 五月二十八日はFMKITAQの「みすずの風景」五年前の開局時に出たときと同じ太田紀代さんがパーソナリティ。開口一番「今熱中していることは?」これ幸いとテレジンのお話しをしました。これもテレジンの子どもたちが守ってくれたのでしょう。
 テレジンのパンフレットがやっと出来上がりました。何も知らないでの企画ですから紆余曲折ありでした。黒田さんには題字を 遺作展 テレジンのちいさな画家たち詩人たち としてキャッチフレーズで「わたし、生きてる」 とお願いしました。クレパスの文字は黒田さんの祈りを伝えていました。でも、私たちにはだんだん「遺作展」が重くのしかかってきました。確かにテレジンでアウシュヴィッツで命を亡くした子どもたちの作品です。だからといってそれを一般的な言葉で括っていいだろうか。初めからしっかり考えてお願いすれば良かったのです。
いろいろ考えましたが「遺作展」を外すことにしました。お詫
びを申し上げると「お任せします」と有り難いお言葉でした。

一覧表へ戻る