一覧表へ戻る

さと子の日記広場たより 通算五五六号
    二〇一〇年五月二五日(火) 旧卯月十二日
花器は陶芸協会賞を戴きました。受賞の知らせに、佳作の次くらいかなと思っていましたら、そうではなく、金賞銀賞銅賞の次でした。嬉しかったです。いなくなって九ヶ月過ぎましたが、守られていると何かにつけて思います。
 遺作展 テレジンのちいさな画家たち詩人たち ーいのち こどもとおとなー で強く感じます。とにかく会場を決めて、教育委員会・北九州市の後援をとって、それ以外は具体化していませんでした。でも、父の家の整理(素敵な買い手が決まりそうです)から帰っての八日(土)のことです。2010旅する絵本カーニバルIN元気のもりに黒田征太郎さんと平和の種まきワークショップの企画案があり、黒田さんの作品展が赤煉瓦プレイスで開かれているからと、実行委員Sさんと行きました。都市高速に乗り、降りたら門司港。戻ってあれこれ見終わって、ジラソーレで珈琲を、というときに黒田さんとマネージャーの眞鍋さんが入ってこられたのです。今日はお見えにならないと聞いていたのに。チャンス!ワークショップのお話しをしました。でもカーニバル会期中は、広島長崎の平和展で、北九州にはいらっしゃらない。それで絵本「花のこども」の原画を大きくして使ってくださいという提案を戴きました。そしてテレジンの企画は絵本カーニバル事務局長図書館サポート北九州さんが話してくださってたので、もう少し詳しく話しました。すると「テレジンは知らなかった。ポスター描きますよ」の思いもかけないお言葉。夢のようです。
 そこから大きく動き出しました。ポスターやちらし制作にピカラックの谷瀬未紀さんという強い味方が現れました。戸高後輩だけれど頼りっぱなしです。
 この遺作展はそよぎの会主催です。絵本講師の集まりです。三年前、仲間の一人に長年待っていた赤ちゃんが生まれ、颯希ちゃんと名付けられました。一年間講座をともにした仲間がその名前を愛し「そよぎの会」を立ち上げたのです。
 颯希ちゃんのママ矢野元美さんから、テレジンのことを聴きました。二十年前のパネルの補修のカンパの絵葉書を彼女から買ったのは、父母の納骨に行った日田でした。一月末には埼玉県平和資料館へ絵に会いに行きました。
テレジンの子どもたちの夢や希望が、現代の私たちに伝わり
ますように、私たちの祈りが、テレジンに繋がりますように。

一覧表へ戻る