平成十八年度 聰子の日記広場たより27号

 通算五一二号   二〇〇七年一月一七日(水)陰暦霜月二九日

 チョモランマのことを書いた24号 の裏に一筆書きの地球のイラストを載せました。西南女学院大学短期大学部保育科の三村保子教授 とムーブジェンダー問題専門スタッフの力武由美さんが代表の「ジェンダーに敏感な保育・子育て研究会」発行の小冊子の裏にあったものです。 
 十月六日「戦争のための平和展」が小倉北区で開かれ、そこにも劇団MAMの「やけのはらから」のチラシを置いてもらっていました。本物の焼夷弾があり、三八銃があり、これはずっと続けてほしいと思って外へ出た途端、右足首に激痛が走りました。歩けないのです。朝、バスの姿が見えたから走ったのですが、瞬間ぎくっと痛みが走ったものの無事にバスに乗れました。その時どこかを痛めたのでしょう。もう次の予定はキャンセルして帰ろうとやっとバス乗車。しかし、なんだかそれではいけないと思う気持ちがあって、途中で降り、タクシーに乗りました。着いてもエレベーターへ行くまでが一苦労。それほど痛くて歩けませんでしたから、ドアを開けた途端崩れ落ちて・・・・
 そこは「こころの相談室かもみーる」です。臨床心理士の蒲原さん(一昨年の朗読劇DVを超えてのお仲間)が志を同じくする方四人で立ち上げられて、そのオープンご招待が六日でした。平和展のあと街で買おうと思っていたのでお祝いも持たず、そのうえ足が痛いと騒がせて申し訳なかったのですが、そこで二つの出会いがありました。
 ひとつは『さくらちゃん』です。門司小森江の台風で折れた櫻に花が咲いているのを見つけ、いろいろ調べて作った絵本です。それでレディス門司フエスティバルでの書き方講座の発表会は『さくらちゃん』にしたところ、作家の新田恒二さんが蒲原さんと見に来てくださって、小さなサイン会も開けました。朝の読書で一年生に読みますとお知らせすると牧山小学校まで来てくださいました。「さくら書店」として宮地岳線ポストカードを作り、次は門司港の古い酒屋のお話しを計画中です。
その『さくらちゃん』を読んでいると、ピンクのスーツが似合って「知性あるおとな」を感じさせる女性が「かもみーる」 に来られました。その方が三村保子さんでした。
その時、どうしてこんなに無理してここにきたのかが分かった気が
しました。この世に起きる出来事は、みなそうなるように準備され
ているのです。偶然はありません。だから生きるのが楽しいのです。