平成十八年度 聰子の日記広場たより18号
 通算五〇三号  
               二〇〇六年八月三〇日(水)陰暦閏文月七日
 小倉北区の北九州市立男女共同参画センタームーブの市民ギャラリーでの日記展も新たな出会いがありました。
 ジリムトさんの音楽会の宣伝に寄った喫茶店エルスールで出会ったご縁で、購読会員になられた中山のり子さんが、「子どもの日記に囲まれていると自分の子ども時代に帰ったようなゆったりした良い気持ちになる」と二度も来られました。彼女はわけあって、一人で子どもを育てる時、収入よりも子どもを「お帰り」と迎えられる仕事を選んだのです。わたしが長男に授乳中、この子の親は私だけだけど、担任は誰でも出来ると辞職したことを話すと、大いに共感してくれました。
 二回目は小田さんを連れてこられました。少女時代に発病し、手術を重ね現在ペースメーカーをつけられています。でも元気だからと、裏面に載せている江田果瑠奈ちゃんの募金のチラシを二〇〇〇枚配ることを心に決めた方です。お話ししていると、去年DVの朗読劇で知り合ったメープルリーフの会代表岡本エミ子さんと五〇年来の友人と判りました。また輪がつながりました。「かるちゃんの命をすくうために」募金箱を作って日記展会場にも置き、十二日の明治学園同窓会にも持って行きました。
 目標金額は五千万円です。心臓移植は命の問題ですから、いろんな意見があります。臓器移植法の改正案も国会に提出されてはいても、論議されていない現状だそうです。また、現実問題として、それだけのお金があれば飢餓の子どもたちがどれだけ救えるか判りません。チェルノブイリでは一千五百万円の血液細胞分離器がないために、多くの白血病の子どもが命を落としました。どれだけ生きたかったことでしょう。『通販生活』の読者のカンパでそれが買えて、命が救われています。
 十六歳のかるちゃんの差し出す言葉を聞いてください。
 「死にたくない」
 この命も大切です。
 十三日の「色音で遊ぼう」に会場をお借りした市民生活サポートセンターでも、募金しました。絵を描いておやつ(長野からその朝届いた玉蜀黍と記子さん手製のメロンパン)の時、谷本牧師さんにお祈りしていただきました。
世界中の子どもたちの幸せをみんなで祈りました。