平成十八年度 聰子の日記広場たより 16号 通算五〇一号 
 
二〇〇六年七月二十二日(土)旧水無月二十七日


  戸畑生涯学習センターでの第五回日記広場展は、リビング北九州の”キラリ人”を見ましたという方が何人もいらっしゃいました。取材を指示されたリビング北九州の前田編集長、取材して的確に纏めてくださった上野啓子記者に感謝しています。
 以前日記展を見てずっと気になっていたと言われた若松の保育士の方と子どもの現状など一緒にお話したり、沢見中学の時の副担任だった恒成先生も激励に来てくださったり、センターでの他の会合に来られた方が、ああ、これ知ってると見てくださったり、無料配布のリビング北九州の地域に根付いていることが解ります。でも、配布されてない、残念の声もありました。
 門司のお祖母ちゃんが記事を見て八幡の娘さんと孫のMのちゃんを連れてこられたのは最終日でした。それで十六日(日)の誕生日会に早速参加、次の広場の日は等身大のMのちゃんを作りました。たった五日の展示では勿体ないので第二次の日記展を、八月一日から十三日まで小倉北区の男女共同参画センタームーブでします。市民ギャラリーですが、仲間になったMのちゃんのお人形も飾りたいからです。
 Mのちゃんは七月四日で五歳。お祝いの本を贈ります。名字も漢字で書くし、日記もすらすら書けるMのちゃんへはイエラ・マリの『木のうた』です。文字のない絵だけの本をじっくり読んで、深い言葉を育ててほしいと願いました。十二日に五歳になったMaちゃんはリズム感のある『まりーちゃんとひつじ』岩波書店。二日に十一歳になったAちゃんには『チョコレート工場の秘密』で有名なロアルド・ダールの『魔法のゆび』。ピアノをすばらしく弾く彼女にはぴったりの題です。内容は女の子が魔法を使って、楽しみのためだけに鴨を撃つ親子を鴨にしてしまう話。
 誕生日のプレゼントに本を選ぶのは楽しい仕事です。日記広場に来るのは本が好きな子が多いので、重ならないかが一番気になります。これもあれもと候補が多くしばらく迷うときと、もうすっと決まるときとあります。四月のNちゃんへの『みるなの倉』がそうでした。日記帳の「今週の野絵ちゃん」欄にN海さんが日常を詳しく書いているので、それで推察できたからです小学生三人組の「今週の・・・」はこの頃見ることが非常に稀ですが、その分しっかり実物を観察しています。幼児と
違い、彼らはじぶんの全てをわたしに見せてくれるからです。        カットは美禄句会から頂いたアンスリュウム