平成十八年度 聰子の日記広場たより4号
 
通算四八九号   二〇〇六年四月二十六日(水)旧暦弥生二十九日
  劇団響座の朗唱劇「遠き虚空より」を聞きに行きました。
 北九州読書交流センターの仲 紀子さんからの電話で響座代表りゅう雅登さんと戸畑図書館でお会いしたのですが、ケイトミュージックで二月「若林忠宏の世界の民族音楽マンスリー講座&ライブ」でお見かけした方でした。
 余談ですがこの若林さんは世界の楽器二千個以上お持ちで、それらを演奏するのは勿論、その楽器の土地の言葉で唄うこともなさる凄い方です。それでどういうわけか長男に似ています。若林さんは昭和三十一年生まれですから四十七年生まれの長男よりずっと年長なのですが、音楽愛する心が全身に溢れ漲っているからでしょうか、若く感じます。で、勿論隠れフアンです。
 閑話休題。朗唱劇は「二月のともしび」と同じようでした。同じように音楽が入り、マイク無しです。生の音が舞台から客席に伝わります。とても良い気持ちになり眠っていました。人の声と音楽の調和にうっとりしたのでした。
 仲さんの北九州読書交流センターの依頼から、牧山小学校の図書室支援に行きだしたのは三年前の秋です。お昼休みに子どもに本を読む「おはなしの会」のお母さんたちと一緒に、春の読書の日、秋の読書週間の催しにも出ました。牧山小学校は朝の朝の読書と運動に力を入れ、十分間読書を六年も続けています。それ用に戸畑図書館から月一回一〇八冊(クラスに九冊)借りるのもお母さんたちが手伝ってくださるようになりました。読書に親しむ子どもは、運動をしっかりする子どもでもあり、心と身体が育っていきます。でも、自分で読むのも大切ですが、誰かが読んでくれる心地よさはもっと必要です。
 水曜の朝、「おはなしの会」は一二三年生のクラスで本を読むことになりました。以前からの願いが実現しました。五月十日から 
 お昼休みに図書室に来る子どもは少ないので、クラスに入って読めるのは嬉しいことです。おとなの声が子どもに心地よく響けば、その子どもも心地よい言葉を口から出すことでしょう。響きがひびいて、みんな楽しくなる。優しくなる。低学年よりも高学年にこそこういう響きあいが必要です。
知識ではなく感じる力が、問題の解決の鍵だからです。