さと子の日記広場たより29号 
     通算四八四号  
  
      二〇〇六年三月四日(土)太陰暦如月五日

 第七回「子ども」のなかに宇宙が見える の講師は比較行動学の
田中俊明さんでした。猿の鳴き声にも方言があると研究された方で
、京都大から梅光へ。
 アトピーや花粉症は手長猿の研究で訪れたカリマンタン(ボルネオ島)
にはない、あまりにもきれいにして雑菌や寄生虫を排除したから日本
ではひどい状態と聞き、なるほどと思いました。
 ヒトは五千万年狩猟採集民で、一万年前から農耕民、その長い過程で、
どうにも成らない自然の中で生きていくのに対処できる心と身体の働きを
備えてきたのです。文化は四千年前、パソコン機器はたかだか数十年前
からのこと、すると人間はテレビを見るための目の進化は出来ていないし、
心も携帯メールでコミュニケーションするには適していないという話にも
聞き入りました。
 現代文明人はより良く生きるためではなく、より楽をするために人工的な
社会を作り上げ、自然を滅ぼしているのです。循環する生態系の中でしか
生きられないはずなのに、人間だけが一方的では滅びます、とまで明言
されました。
 そして二六日循環生活研究所のたいら由以子さんと素敵なお母様
波多野信子さんのお話を聞きました。段ボールコンポストでの楽な生ゴミ処理!
 この三年、ほとんど生ゴミは出していません。密閉型のプラスチック容器に
生ゴミを入れEM菌を、たまには糠もふりかけ、それをしばらく寝せせてから
我が家はプランターに埋めます。要領が悪くて夏場にウジ虫を湧かせたり、
うまく出来ずに腐敗臭がしたりでしたが、ここ一年は容器を三個にしたせいも
あって順調に処理できていました。いい土になり、植物が気持ちよさそうな
のがよく分かります。でも、土に埋めるのが一仕事です。
 ところが段ボールコンポストは基材がピートモスと籾殻くん炭あわせて二五g、
蜜柑箱大の大きさで、三ヶ月に五〇`の生ゴミが処理でき、実際に三ヶ月後の
それを見たのですが、一等最初と嵩が変わらないのには驚きました。生ゴミの
九〇%は水分なので、分解された水と炭酸ガスは段ボールから出て行くから
なのだそうです。生ゴミを入れてよく混ぜるだけ!
匂いもしないし楽だし、これは非常な優れものです。     
循環型であることが魅力的です。皆さん、使いましょう。    カット水俣のしらぬい