平成十七年 聰子の日記広場たより27
 通算四八二号  二〇〇六年二月十一日(土)
              太陰暦睦月十四日  

 産廃は水俣に似合わない!と筑紫哲也さんは書きました。
石牟礼道子さんからの長い手紙を貰ってのことだそうです。
水俣市長選は「産廃処分場建設阻止」の無所属新人宮本勝彬
さんが有権者二四〇六九人投票率七九%で、現職市長に大差
で当選しました。支援グループの様子が筑紫哲也さんの
「ニュース23」で十二日の週に放映とガイアみなまたの
敦子さんから嬉しいお知らせがありました。
 処分場は県の認定事業ですから、これからまた戦いが始
まります。フレー!
 新市長の宮本さんは前水俣市教育長です。
教育長は西有田町の木本信昭さんのお話を六日聞きました。
梅光学院大学子ども未来学科多世代交流支援センターでの
おせっかい座談会「おいしいこころの育ち方」です。
 ぜんざいが振舞われるので「おいしい」をひっかけた
ネーミングは村中李衣さんか梅光幼稚園長横山真佐子さんの
案ではないでしょうか。お二人の子どもを思う真面目さの中に
きらり光るユーモアセンスがあるからです。センター事務局の
平井さんから、木本さんは「ほんもののおとな」ですとお誘い
のFAXを頂いて、行きたいと願ったら牧山小のおはなし会のNさ
んと一緒に、Tさんの車で行けたのです。そして帰りの雪。
大きな牡丹雪に、みるみる回りはまっ白。ちゃんと帰り着き
ましたが、雪景色も見られて幸運でした。
 Nさんもわたしもおせっかい員(木本さんもです)なのですが、
何も力を出せないから心苦しいねえと言いつつ、センターでの
空気に触れると背筋をしゃんと伸ばそうと思う、そういう魅力
を感じて下関まで行きます。
 木本さんは、何も言わなくても側にいるだけでとってもほっと
するようなお人柄のようです。「西に泣いている子があれば行って 
だいじょうぶだよと言い、東に困っているおとながあれば行って 
それでもいいじゃないかと言い、毎日まいにちを人々のために飛
び回っていらっしゃいます」との紹介文通り、参加のお母さんの
質問にゆっくりと、そして体験を経た真実のみを話されます。
このような方が北九州市教育長だったら、と想像しました。
校舎の建て替えより先に、車椅子対応の校舎に改造し、
小中学校の図書室に司書を一人必ず置き、緑の空間を
増やされることでしょう。