平成十七年 聰子の日記広場たより23号
 通算四七八号     二〇〇五年十二月十四日(水)太陰暦霜月十三日
 
 十二月三日午前中は小倉南区の九州リハビリテーション大学校で「生活と
文化ー俳句」の講義。夕方はケイトミュージックの発表会ララライブモーション
参加と、わたしはどこ?わたしはなに?でした。
 リハ大では二クラス九十名と、依頼の佐藤助教授のゼミの生徒さん十名も
参加で、階段教室の九十分は胸にかける小さなマイクを使いましたが、俳句
を万葉仮名から説明したのは専門的すぎたのでしょうか、シーンとしているの
で焦りました。でも「漢字の片方から生まれたから片仮名なのよ」と言うと「へ
ー、そうなのか」とちょっと反応があり、ほっとしました。後半では、俳句の七
音か五音を紙片に書いてもらい、こちらが用意した季語と合わせて一句作り
披講すると、笑い声や拍手もあって、時間が足りなくなるほどでした。
 終って「俳句できました」と三人が見せに来たので、翌月曜日のグランパ句
会に出したら、それぞれ選ばれました。新鮮だったのでしょう。
 例年ケイトミュージックの発表会は、「和やかに賑やかな雰囲気の中で、失
敗しても、『愛嬌!』で済ませられる感じのパーティー形式でした。今年は照明
装置もある本式舞台での、プロも参加する楽しいけれど緊張もする新しい形
でした。出演者の写真や好みの映像がバックに映し出され、まるでプロ?
楽しかった!
 会話も音楽も「相手に差し出す」行為です。差し出して楽しみ、受け取って
楽しみ、そういう繋がりのあることが幸福感を生み出します。
 第三回目の「子ども」のなかに宇宙が見える を八日受けました。音楽教授
の今村方子さんの山口弁も交えた楽しい授業は、またまた「そうだそうなのだ」
と頷くことばかりです。やはり子守歌や童歌を歌わないお母さんが増えたことを
危惧されていました。音楽は、子どもの成長発達に必要な文化です。それは
知識ではなく感じ取るものです。子どもが心臓のリズムで拍子をとるのはその
表れなのだそうです。親と子が一緒に童歌を歌って動作して、喜びを共有する、
あるいはそういう動作を通して、対等でありかつ対立する関係を作っていくのです。
自分と相手は違うのだと意識します。きちんと対立できることが        メキシコ原産
人間の基本です。みんなおんなじ!ではおかしいでしょ。       ポインセチア