平成十七年 聰子の日記広場たより14号
  通算四六九号    二〇〇五年九月十四日(水)太陰暦葉月十一日日

 七月十日に北九州母親大会がありました。行けなかったのでその講演テープ
を聴きました。東京大学教養学部教授小森陽一さんの「憲法は希求でつながれ
た大切な法」というお話しです。これまで言い加減にしか憲法をよんでいなかった
ことにきづかされました。短いので憲法九条を書きます。
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する
手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するために、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権はこれを認めない。

 九条の「希求」は、倫理観を表していると言ったのは大江健三郎氏で、小森さんは
近代文学を教えている立場から、これに気づかなかったことを恥じ、さすがノーベル
文学賞受賞者と誉めていました。二百数十万人の戦争犠牲者を出した日本です。
アジア全体では二千万人。生き残ったものは死者のためにどう生きるかを「誠実に
希求」という言葉が示しています。素晴らしい言葉です。
 小森さんの○×クイズをしてみてください。
 @日本国憲法は最高法規である。
 A日本国憲法は私たち国民が守るべき最高法規である。
 わたしはどちらも○にしました。Aは×なのです。第十章九十九条に「天皇又は
摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し
養護する義務を負う」とあるのです。だから私たち国民は、彼らが憲法を守って
いるかを見守る、いや見張るのです。今回の選挙後、特に痛感します。
憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』という
小冊子が『通販生活』の付録でした。正式には岩波ブックレットNo657です.
アフガニスタンで「憲法に守られた」と肌身に感じたとの中村哲さんや、ライフ
ワークに原爆詩朗読の吉永小百合さん、九条が世界を励ます
という井上ひさしさん・・・・・・どうぞ皆さん読んで下さい。   カット唐辛子(蕃椒)ナス科