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平成十七年 聰子の日記広場たより4号
  通算四五九号      二〇〇五年五月十八日(水)太陰暦卯月十一日

 前号で「豊かさ」という言葉を使いましたが、そのことで。
 タイへの往復は安いからと、キャセイ航空、台北経由香港乗り継ぎというコースを選びました。
福岡空港を十時五十分発です。
 しばらくすると「フイッシュorポーク?」と美人で感じのいい乗務員さんが聞きます。
戸畑を出るのが早くて、そんな人のために朝食かなとにこにこ。でも、台北を日本時間十二時頃に
出発してもまた食事、ミートパイとフルーツですから軽食です。香港を十五時五十分に出発し、
しばらくするとまた「フイッシュorチキン?」バンコク到着は十七時三十分です。
 時差は二時間ですから、一日二十六時間とはいえ、もし朝食をきちんと食べてきた人が
この経路で飛行機に乗ると五回も食事する羽目になります。
 私たちもアユタヤ組はアユタヤのホテルで夕食を、私たちも結納と婚約式の
ようなのをしてから夕食を一緒にいただきました。
 わたしは初めての海外旅行ですので食事が出るのをそのまま受けましたが、廻りにいらないと言った人は
いませんでした。しかし残している人は沢山いました。もったいない。
 飲物だけでいいですという選択もあるはずです。
 食事はいらない、あるいは二人で分けて食べるとか選択をし、その分はユネスコへの寄付にします
とか出来ないのでしょうか。今まで沢山の人が飛行機を利用されたでしょうが、そういう提案は
なかったのかしら、みんな残さずに召し上がったのかしらと、NOと言えずさりとて全部食べきれずに
御飯を残して(パンは持ち帰りました)罪悪感を持ったわたしの小さな疑念です。
 西日本新聞で「食卓の向こうから第五部」が始まっています。
 食べ物の豊かさの影に潜む危険が実証されています。その反面、
飢餓で死んでいく人は年千五百万人、十一億人は栄養失調、六億人は
今日食べるものもない地球の状態なのです。
 ユニセフに月二千円の募金をしています。飢餓で死ぬ子が、一人でも
減るかもしれません。日記広場ではおやつや食事をいただく前後に    ローズアップル(チョンプー)
「お腹の空いた子が一人でも少なくなりますように」とお祈りして   
います。祈りは必ず叶えられると子どもも思うだろうと信じながら。          タイの果物



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