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平成十七年 聰子の日記広場たより27号
  通算四五二号     二〇〇五年二月九日(水)太陰暦睦月一日

 今日は旧暦の元旦です。世界の何割が旧暦でお祝いしているのでしょう。
 知っているところではジリムトさんの故郷の内モンゴルです。奥さんの李佳芳さんの台湾でもそうです。年賀状に「初春」とか書くのは、やっぱり旧暦が似合います。今日の陽ざしの柔らかさに光の春を感じるました。
 太陽暦一辺倒になると、ますます自然の営みと離れていくようで、それで頑固にこの広場たよりに太陰暦を書き入れています。月の満ち欠けに気を留めることは、ほんの少し立ち止まることでもあるでしょう。三日月を見つけた時、ちょっと嬉しくなりませんか?昼月を見た時、これは満ちる月だったかな、欠けていく月だったかなと、ちょっと考えてみるのも楽しいことです。
 水俣の甘夏十二箱(十`入り)が九日に届きました。初荷です。
 毎年楽しみにしている方が何人もいます。日記広場を始める前から頼んでいます。減農薬を目指す「生産者グループきばる」の甘夏は、マーマレード作りを始めると、金色の匂いに家中が包まれて、それは幸福になります。農薬は年五回以下、八月以降は不使用、サビダニ防除には台所用水石鹸や木酢を散布。除草剤・防腐剤も使用せず、ワックスかけもなし。肥料はもちろん有機配合肥料です。
水俣病という未曾有の病気が発生した水俣で作られるこの甘夏に、わたしは人間の愛を感じます。お友達のお家には、それこそ無農薬だから取りにいらっしゃいと採る楽しさも分けていただける嬉しい深切な甘夏がありますが、それでも応援の意味で水俣の甘夏をこの十五年注文しています。
 応援と言えば「草原の夢」!ジリムトさん代表のモンゴル青空グループの公演です。世界の青空は全部繋がっているのに、国と国は繋がっていないのが、悲しいとジリムトさんは話します。だから「青空グループ」と名付けたそうです。
 三月三十一日(木)ウエル戸畑中ホール午後七時開演。是非いらしてください。馬頭琴の二弦の音色には、大昔の日本民族がモンゴル平原を馬で駆けていたのだと思わせる懐かしさがあります。そう言えばこの頃の赤ちゃん
には蒙古斑はあるのでしょうか。満都格旗(マンドッチ)くんにはありました。
                          カット水俣の甘夏

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