平成十六年 聰子の日記広場たより18号
  通算四四三号    二〇〇四年十月三十日(土)太陰暦長月十七日

 柊の白い花の香は、秋晴れの爽やかさの端っこに冬を知らせます。
 日記広場は水曜日にも開きます。土曜日がピアノのレッスンの有紗ちゃんは
水曜日なら来られるからです。で、土曜日も水曜日も来ることが出来たらどうぞ
と母の会でお話ししました。十月十三日の水曜日からです。
 それで十月二十七日(水)は陳 吉日木吐さんの誕生会をしました。
 二〇〇〇年の夏に出会って以来、二五歳、二六歳、二七歳、
そして二十九歳の誕生会が出来ました。
現在九州国際大学国際ビジネス学科の四年生で、
李佳芳さんと長男マンドッチくんとの生活を支えながら、
故郷の内モンゴルの雄大な草原が変化しつつあることに心痛めています。
日本が良い見本です。物質的な豊かさが、環境破壊をもたらし、
精神の豊かさと反比例していることを彼は見抜いています。
愛する故郷が崩壊しないように、そのための勉強をしようと、学んでいます。
 当初は福岡教育大学の音楽研究科に籍を置いていたのですが、
日本の実情を知るにつけ、
馬頭琴は僕よりうまい人がいる、僕は内モンゴルの豊かな文化を維持するための
働きをしたいと考えての変更だったようです。
 誕生会では恒例の餃子パーティです。
 薄力粉三百c強力粉三百c熱湯二カップでこね、餃子の皮を作ります。
三歳の愛ちゃんが麺棒で上手に伸ばしたのには驚きでした。
ジリムトさんも二回目だけどねと言いながら餃子の上手な包み方を教えてくれました。
 全部水餃子にします。
 子どもは十ヶ月のマンドッチくんをいれて八人。
おとなはヘルニアの手術後だけど笑顔の俊くんも含めて八人。
十六人が美味しいねえとお代り。
 全部平らげました。
 そして「スーホの白い馬」を俊くんが読みました。
競馬の場面の緊迫感は男性の声が迫力ありました。
いよいよジリムトさんの演奏です。馬頭琴の低い豊かな音はいいですね。
聞きながら音楽を楽しむ平和な今に感謝します。
 翌日憲法九条をまもる戸畑区の会呼びかけ人会議に参加しました。
いつのまにか戦争になっていた、では絶対に駄目です。
戦争放棄の憲法を次世代に誇りを持って受け継ぎたいと思います。