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平成十六年 聰子の日記広場たより10号
  通算四三十五号    二〇〇四年七月二十九日(木)太陰暦水無月十三日

 有紗ちゃんの九歳のお誕生日祝は
こども七人おとな六人、一品持ち寄りで楽しくしました。
わたしは何を作ろうかと迷っていたのですが、
山口の肥中での作業小屋作りから帰った連れ合いが
大きな南瓜を貰ってきたのが十九日。
それで南瓜スープと、昆布椎茸鰹節の出汁と味醂少々で煮た南瓜にしました。
美味しい美味しいと南瓜スープを四杯も飲んだ子がいました。
裏ごしに時間がかかりましたが、
それだけ手間暇かけたら美味しい!の実証で嬉しくなりました。

 ケーキは有紗ちゃん手作りです。
小さな蝋燭をケーキの上に年の数だけ乗せて・・・ではなく、
別のお皿に渦巻き型に小さいのから並べます。
先ず一歳の蝋燭に有紗ちゃんがマッチで火をつけます。
次は私、わたしと少しもめ、声が大きくなります。
黙って火を見つめて、と小さな声でわたしは言います。
三歳四歳の子はおとなが手を添えたり、代わりに付けます。
初めてマッチをする子どもの不安な顔、
そして点いた時の喜びの顔は見事です。
一本付けるたびに○歳の有紗ちゃんはどうだったろうと問いかけます。
九本目はまた有紗ちゃんです。
まっさらの大きな蝋燭です。
この一年が輝きますように、新しいものを見つけられますように
幸せでありますようにと祈りを込めます。
 悲しいことですが、福田ひかるちゃんは五本目の蝋燭は点けられませんでした。
手術しなかった方が良かったのではとの意見もあるでしょうが、
たくさんの人がひかるちゃんの手術のために募金したこの事実は、尊いことです。
拘束型心筋症の子どもはまだまだ沢山います。
手術を受けるお金がなく、いつ容態が急変するか、
家族は心細い思いをしているに違いありません。
ひかるちゃんを助ける会に目標額の八千万を上回るお金が集まりました。
それを基金に「拘束型心筋症の子を救う会」が出来ることを願います。
 五本目の蝋燭が点くのは、小さな音楽会ティエラです。
広場のスタッフだった谷口淑子さんの音楽会です。
パリで勉強中の白井奈緒美さんも出演です。
二年前の日記広場でのサックス演奏を思い出しわくわくです。
夏休みの終わりを楽しみましょう。

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