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平成十六年 聰子の日記広場たより9号
  通算四三十四号  二〇〇四年七月十七日(土)太陰暦水無月一日
   
三歳の明日香ちゃんは、六月二十八日夕方トンボを見ました。沢山飛んでいたそうです。千春さんと二人で「とんぼのめがね」を歌いました。この頃色んなのを歌う明日香ちゃんです。「あんたがたどこさ」を先日聴きました。
トンボを見た翌日描いたのが、裏の絵です。大きな目玉です。一番大きな丸は黒、次の丸は赤です。目玉は緑と青と少しの紫と橙色。この力強さ!
一年前の細い線が、少しずつ少しずつ力強くなり、丸を描くようになり、その丸に目鼻口がつき、しばらくして耳が描き添えられるようになりました。お父さんお母さん自分と、丸の大きさも描き分けるようになり、ある日はヴァイオリンを描いて千春さんを驚かせました。
 幼子の絵の線は素晴らしいと、何時も感じます。文は人なりと言いますが、幼児の線は神の言葉でもあります。それだけ純粋です。上手下手を大人は言いますが、幼児には上手い絵を描こうという野心はありません。描きたいから描くのです。だから、線が生き生きしています。無駄な線は一本もありません。すべてが彼女にとって必要なのです。こんな素晴らしい仕事が出来る幼児の力は、凄いとしか言いようがありません。
 だんだん年齢を重ね、形を気にし始めるとその自由な力は奪われます。誰が描いても同じ絵になるようです。例えば、目の前のチューリップはまだ蕾でも、みな開いている絵を描きますね。それを是とする教育では悲しい。
 もう一つは美希ちゃんのお習字の「友」です。学校での課題だそうですが、友達を大切にする彼女らしいしっかりとした「友」です。
 もう一つは有紗ちゃんのピアノ演奏会の絵日記です。確かめてはいませんが、彼女の左隣は私、その横はピアノの城野先生のはずです。有紗ちゃんのドレスは緑です。ポーランドのオーケストラとのピアノ演奏(六号の裏面参照)は素晴らしくて、彼女がわたしの若い友人であることを誇らしく思いました。
 七月二日がお誕生日ですが、少し遅れて二十日には彼女の日記広
場での五回目の誕生会をします。楽しい時間になることでしょう。

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