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平成十六年 聰子の日記広場たより3号
  通算四二十八号 二〇〇四年四月二十四日(土)太陰暦弥生六日     

 イラクで人質になった五人は無事解放されました。
 でも、このことで日本人の欠点が浮き彫りになった気がします。家族と本人への非難の声が、どうして上がるのでしょう。自衛隊派遣が人道支援の大義名分で多くの税金が使われています。危険手当というのが出ると聞きました。五人の方は自費で(確認はしていませんが)渡航し、イラクの現状を日本に知らせるため、あるいはイラクの子どもを少しでも救おうという人道支援を行っていたのです。「人道主義に駆られて世界に出て行く世代が日本でも育っている」とフランスのルモンド紙は書きました。
 「危険を犯す人がいなければ社会は進歩しない」と米国務長官パウエル氏は言いました。「イラクの人々のために自ら進んで行動する市民がいたことを、日本は誇りに思うべきだ」ともテレビで話したそうです。
 「多くの政府人が救出に寝食を忘れ努力したのに、なおかつそういうこと(解放直後にイラクに残りたいとの発言をさす)を言うんですか。自覚を持って貰いたい」と言う小泉首相に、人の言動にあまり怒らない私ですが、怒りました。救出に税金を使うのはいけないという声が上がっているそうです。税金の無駄遣いだったら、その何千倍、何万倍も政治家のいや政治屋のために使っているではありませんか。それへの非難の声はいつのまにかかき消えてしまうのに、今回の広がりに怖さを感じます。人に迷惑をかけるなとか後ろ指さされないように、という日本の徳義は基本思想があっての上です。それがなくなったのに、言葉だけが横行している文化の貧しさ、これも怖いことです。
 乳幼児子育てネットワークのメーリングリストで知った「ひかるちゃんを助ける会」にも、拘束型心筋症の子はひかるちゃんだけではないからとチラシも置いて貰えなかったり、募金を集めて本当に治療費に当てるのか!募金でお金を集めるなんて考えが甘い・・などの批判があるそうです。
 裏面にそのチラシを載せました。どうかご協力下さい。
 迷惑を掛け合う、許し合う、認め合う、それが愛です。

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