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聰子の日記の広場たより 24号                        
通算四一八号 二〇〇三年十一月二十九日(土 )太陰暦霜月六日      

 去年は西田さんの畑の芋掘りや人参畑の草取りをしたことを思い出していましたら、新聞の社説【子どもの「食」立て直そう】が目に留りました。
 孤食という悲しい言葉、朝食抜きの習慣化、食は基本です。お腹が空いたときに食べると心まで豊かになります。あるいはあれを食べたいなあと願い、ある期間をおいてそれを口にするときの期待と幸福感、大げさですが生きていて良かったと思います。そう思うと、私の場合烏賊なのですが、それが口に入るまでの多くの人の事、また、自然の巡りにも想いが至り、感謝の想いが湧きます。
 衣食足りて礼節を知ると言います。足りないことを知って、次に足ると感謝の心から礼節が生まれるのが自然な心の働きでしょう。ところが、足りない物がない、お腹が空いたとあまり思わないとどうなるのでしょう。
 昔は春夏秋冬がはっきりしていました。生活と季節は密接でした。だから、季節の変わり目に御馳走をしました。そのときしか御馳走は作れなかったのです。それがお節料理として残っています。
 でも、郷土料理が見捨てられ、和洋中華、、終日営業のファミリーレストラン、コンビニ、お金さえ出せば、何時でも何処でも食べられる日常生活。深夜でも幼児がうろうろしている社会。絶対間違っています。
 悲しいことに 自らスナック菓子や調理済み食品に慣れ、我が子に正しい「食」のありようを教えることができない若い親も少なくない。が現実です。 
 無農薬有機農業を実践し、食の大切さを訴えて小学校給食の民間委託反対運動を展開し、瓢箪から駒で、現在岡垣町議の西田陽子さんから、町議会たより「西田陽子のニュースレター」がA3版裏表で届いています。民間委託に決まりましたが、「子どもはおとなが最高の物を与えたときに、それを心で受け止め成長する」という黒柳徹子さんの言葉を引き、学校給食の意義と役割を一般質問の時間に訴え、民間委託の問題点を指摘されたそうです。
 文部省は栄養教諭を小中学校に〇五年度に配置するそうですが、各家庭のおとながいわば栄養教諭であった昔に戻しましょう。家庭教育は何処に?                        

                                                            

門司区風師山 紅葉参道にて 

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