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  聰子の日記の広場たより 14号

通算四〇八号 二〇〇三年八月二日(水)陰暦文月五日

 七月二十三日に玉葱の皮の染め物をしました。
 朝九時集合、ちらほらの雨のなか、わたしと次女の寛子と新しく日記の広場に六月末から参加の吉永千春明日香(二歳)親子を乗せた絹子さんの車は帆柱ケーブル発着所に向かいます。そこで若松の梶原親子三人と八幡の清原・渡辺親子と、つい最近弟のようくんが生まれた橋本はるかちゃんが合流。
 朝の挨拶とトイレをすませて、小森・清原・渡辺親子と寛子は車道ではなく、山道を登ります。梅雨明け前のひどい雨の後でしたし、少し降っていましたし、取りやめ?の意見も出ましたが、登れる!と元気に登っていきました。一泊の食料等の荷物を絵理さんの車で運びます。 途中にちょっと崖崩れがあり、雨の脅威を見ましたが、通行に支障はなく、残り七人は五分で「県立ふれあいの家北九州」(宿泊費無料!シーツ洗濯代一人百五十円のみ)へ 。
 荷物を運び入れ何やかやしている間に 、登山組も到着。雨は止んではいませんが、「ふれあいの家」は三合目ですから、ケーブル発着所からそう遠くはないのでした。
 多目的ホールでは走っても飛び跳ねてもいいけれど、それ以外の場所は静かにすること、使ったところは全部掃除して帰ることの注意を聞き、管理人さんに子どもは沢山質問し、二階の部屋に荷物を置いたら、玉葱の皮むきです。おとな七人子ども七人が染めるので、三十個ほどの皮が必要。玉葱は夕食のカレーに存分に使い、美味さこの上なし。
 染めるのは小倉の呉服屋米谷で絹子さんが求めた、絹と麻の端切れ。麻は糊をお湯で落とし、絹はそのまま、ビー玉やゴム玉、小石や栗の実、おはじきや数珠玉を一個包んでは輪ゴムで括ります。おとなは五aくらいに切った割り箸で順に布を挟んでいき、それをまとめて輪ゴムで括るのにも挑戦。難しいけれど、どんな模様になるか楽しみでした。
 その間に玉葱の皮は大鍋で煮られ、茶色になっていました。(これはお茶で飲めます)火を消し、皮を全部引き揚げた液に布を十五分浸します。それから材料の重さの五パーセントの明礬を溶かした水に布をこれも十五分浸け、水洗いして乾いたら、輪ゴムを外すと出来上がり。絹は気持ち良い優しい黄色、麻は静かな薄卵色に染まりましたが、それぞれとってもいい模様なのが、何とも不思議。一枚一枚感嘆の声があがります。染め物はいいですね。
二十九日は友の家の親子工芸講習会で和紙の夾纈染めをしました。 これも素敵!


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