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   聰子の日記の広場たより 12号

通算四〇六号 二〇〇三年七月五日(土)陰暦水無月六日

 六月二九日RKB日放送TV「窓を開けて九州」が放送されました。
 前週、予告を見ると、シャボン玉でした。フランスへ行く淑子さんを送ったシャボン玉です。
そしてテレビ放送七回目でやっと淑子さんのピアノを弾く場面がありました。これが一番嬉しかったことでした。今までも、ピアノをもう一度弾いて貰って収録したりしましたが、短さ(前回のTVQも十五分でしたが、大体二分から五分の放送)もあって、映りませんでした。ピアノの生演奏ではじめ、終わるという贅沢な空間が日記の広場の特徴ですから、これを取り上げて欲しいという私の願いはやっと叶えられました。
 淑子さんがフランスへ行っている間は、有紗ちゃんがピアノを弾いてくれました。先週は、美希ちゃんが「淑子さんからわたしも頼まれた」と言います。でも、格段上手い有紗ちゃんにピアノは譲り、縦笛を習い始めた美希ちゃんは楽器入れの籠からケーナ(人類はじめての楽器といわれるアンデスの竹の笛)を見つけて吹きます。絵理ちゃんはタンバリンです。美希ちゃんのアドバイスを入れて、これが格好良くて上手い。先週入会の吉永明日香ちゃん(二歳)もマラカスを振って仲間入り。楽しい合奏に嬉しくて、にこにこしました。
 わたしは音楽は、苦手というか、楽譜通りに弾かなくてはという固定観念があり、自分の体にある筈の音感が動かないのです。この原稿はパソコンの一太郎で作っていますが、ブラインドタッチはほど遠くても、いちいち見比べなくてもこの九年で出来るようになりました。楽器もそれと一緒で、体で覚えると楽しく音が出るのでしょうね。木のオカリナの「コカリナ」を持っていますが、飾り物になっています。音が出せるのは、口琴だけ?
 この合奏中、健吾くんはどうしていたでしょう。この日はバケツ田の苗がどれだけ伸びたか調べました。三〇a以上ありました。それで物差しや巻き尺を出していたのですが、その中に五メートルのがあり、健吾くんは片づけようとそれを巻いていたのです。絵理ちゃんが反対から手伝おうとしますが、それは出来ません。途中まで巻けていたのにひょろっとほどけ、またやり直しです。みんなが楽しそうに合奏しているけれど途中で放り投げずに巻きます。わたしもあと五十aあと十aと応援し、五、四、三、二、一、〇とカウントダウンしました。健吾くんの、テレビに映ったあの素敵な笑顔がまたそこに見えました。






        ゆすらうめ 山桜桃あるいは梅桃
          TVドラマ「あぐり」 の原作は「梅桃が実るとき」
          葉の裏に毛が密生して触ると気持ちがいい。

   

                                             


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